本会で取り扱うお米は全て宮崎県産米で、宮崎県内当該年産コシヒカリ等（1等・2等）と宮崎県内当該年産ヒノヒカリ等（1等・2等）の2つの品種を供給しています。全県下より一括して玄米の集荷を行っておりますので、不作の年でも安定した価格で供給可能です。また、玄米集荷業者（全農等）による残留農薬検査や、日本穀物検定協会の行う玄米・精米検定により、その等級や鮮度等品質について厳しく管理されています。新米については、毎年度8月下旬使用分からの供給を予定しています。
またビタミン強化米は、精米1㎏に対し3g混入しています。

お米の供給形態

お米の流れ

学校給食用アルファー化赤飯について

アルファー化赤飯とは本来セイロで蒸さないと出来ない赤飯（おこわ）を、既存の炊飯器で簡単に、しかも短時間で大量に、という学校給食の実情に合うよう開発された商品です。炊飯設備を持たない学校の場合は、委託炊飯工場へお届けします。
洗米浸漬の必要がないため排水処理の心配がいらず、通常(常温)の保管で変質したり虫がついたりする心配もないので、取扱も便利です。主に入学及び卒業時の行事食として利用されています。

アルファー化赤飯の規格

学校給食用パンは、文部科学省の定める「学校給食用パンの配合比率基準の運用方針」に記載された各原材料の運用範囲に基づいてその配合比率が決定され、県教育委員会の指導のもと、学校給食会指定の委託工場により製造・供給されています。パン加工委託工場は学校給食会が定期的に行う立入検査等により、衛生的に運営されています。
また緊急時対応物資として（台風時は除く）、冷凍コッペパンを約3000～4000個常備しており、スムーズな対応に努めています。

パンの規格

パンの流れ

現在宮崎県では、学校給食用脱脂粉乳がパンの副材料として使用されています。県内で使用している学校給食用脱脂粉乳の原産国は、ニュージーランド及びオーストラリアで、発育途上にある児童、生徒の心身の健全な発育に役立てるために関税を免除して輸入されているので、使用製品の保護者負担額が軽減されています。