宮崎のお米
県内(けんない)では、早期(そうき)にできる稲(いね)と普通期(ふつうき)にできる稲(いね)が約半分(やくはんぶん)ずつ作(つく)られています。稲刈(いねか)り後(ご)、乾燥(かんそう)させ、もみ殻(がら)を取(と)り除(のぞ)いたものを玄米(げんまい)といい、JA農協(のうきょう)へ集(あつ)められます。さらに、玄米(げんまい)は国(くに)の検査(けんさ)を受(う)けたあとJA宮崎経済連(みやざきけいざいれん)へ集(あつ)められます。
お米の検査
JA宮崎経済連(みやざきけいざいれん)へ集(あつ)められた玄米(げんまい)が、とう精工場(せいこうじょう)へ運(はこ)ばれます。給食(きゅうしょく)で使(つか)われるお米(こめ)は特別(とくべつ)に玄米検定(げんまいけんてい)が行(おこな)われます。とう精工場(せいこうじょう)で玄米(げんまい)から精米(せいまい)へと加工(かこう)されます。加工(かこう)された精米(せいまい)は精米検定(せいまいけんてい)を受(う)けたあと学校給食会(がっこうきゅうしょく)へと運(はこ)ばれます。
お米の配送
厳(きび)しい検査(けんさ)に合格(ごうかく)した精米(せいまい)は、学校(がっこう)や学校給食(がっこうきゅうしょく)センターに届(とど)けられ、調理員(ちょうりいん)さんによっておいしく調理(ちょうり)され、給食(きゅうしょく)として提供(ていきょう)されます。
玄米の検定について
玄米(げんまい)については、産地(さんち)、品種(ひんしゅ)、産年(さんねん)、等級(とうきゅう)、数量(すうりょう)および包装(ほうそう)の種類(しゅるい)などの確認(かくにん)を行(おこな)います。
その品質(ひんしつ)については、形質(けいしつ・・・お米(こめ)がかたいかやわらかいかなど)、粒(つぶ)ぞろいなどの調整(ちょうせい)の程度(ていど)、色艶(いろつや)および被害粒(ひがいりゅう・・・芽(め)がでたり、虫(むし)に食(た)べられたりしたりした粒(つぶ))などが混(ま)ざっていないかどうか確認(かくにん)、水分(すいぶん)の計測(けいそく)などの項目(こうもく)について検定(けんてい)を行(おこな)います。
精米の検定について
精米(せいまい)については、品位(ひんい)[水分(すいぶん)、被害粒(ひがいりゅう・・・虫(むし)、熱(ねつ)、カビなどによってキズを受(う)けた粒(つぶ))、異種穀粒(いしゅこくりゅう・・・お米(こめ)以外(いがい)の粒(つぶ)、品質(ひんしつ)など]を検定(けんてい)しており、鮮度(せんど)の判定(はんてい)も行(おこな)っています。
玄米検定(げんまいけんてい)・精米検定(せいまいけんてい)の全(すべ)てに合格(ごうかく)したお米(こめ)は「検定済(けんていず)みマーク」がお米(こめ)の袋(ふくろ)に表示(ひょうじ)されています。